2021年ミラビリスノコギリクワガタの羽化結果~3種類の飼育方法を試して!~

こんばんは、うみがめ(@aoumigameyama)です!

 

今回は外国産ノコギリクワガタの中でも、うみがめが大好きなミラビリスノコギリクワガタの羽化結果の記事です!

 

ミラビリスは、ウムハンギと並んでアフリカを代表するノコギリクワガタですね!

うみがめは全般的にスタイリッシュな形状のクワガタが格好良いと思っているので、ミラビリス派です!

2021年はウムハンギの野外品が入ったので、2022年は是非ともミラビリスの野外品が入って欲しいですね!

 

ミラビリスは、幸いなことに2021年は産卵がかなり上手くいって、幼虫を多く抱える事が出来ました。

それならいくつかの飼育方法を試してみようと思いました。

2021年はマット飼育カワラ菌糸ビンカンタケ菌糸ビンを試してみました。

 

全ての個体が羽化し終わりましたので、それぞれ羽化結果をまとめました!

それでは結果をどうぞ!

 

・マット飼育!

・4/2、4/5か5/16に初齢か2齢の幼虫を発酵マットを詰めた800ccボトルに投入

・交換した場合は、同じく発酵マットを詰めた800ccボトルに投入

(マット飼育だけ、投入時期の差があるので最初の投入日を入れました!)

 

4/5投入⇒

7/5 10.5g⇒56mm

4/5投入⇒

7/5 9g⇒64mm

4/5投入⇒

7/11 10g⇒65mm

5/16投入⇒

交換無し⇒62mm

 

4/2投入⇒

7/11 6.5g⇒34mm

4/5投入⇒

7/11 7g⇒33mm

4/5投入⇒

7/11 5.5g⇒34mm

4/2投入⇒

交換無し ⇒34mm

5/16投入⇒

交換無し ⇒33mm

5/16投入

交換無し ⇒34mm

5/16投入⇒

交換無し ⇒32mm

 

♂の平均体長は61.8mmで、最大は65mmでした。

♀の平均体長は33.4mmで、最大は34mmでした。

 

マット飼育では、♀は交換しなくても羽化してくれる個体が4頭と一番多く出ました。

♂についても1個体ですが、交換無しで62mmが羽化しています。

 

ただ、3種類の飼育方法で、♂の唯一の50mm台が羽化してきています。

 

・カワラ菌糸ビン!

・4/11か4/25に初齢か2齢の幼虫をカワラタケ菌糸ビンの800ccに投入

・交換した場合は♂は同じ菌糸ビン800ccへ、♀は発酵マットを詰めた800ccボトルに投入

 

7/22 10g⇒61mm 7/22 12.5g⇒63mm
7/22 11g⇒64mm 7/22 12.5g⇒63mm
7/22 11.5g⇒65mm 7/22 10.5g⇒61mm
7/22 10.5g⇒61mm 7/22 12g⇒64mm

 

交換無し ⇒32mm 交換無し ⇒34mm
7/22 5.5g⇒35mm 7/22 6g⇒35mm

 

♂の平均体長は62.4mmで、最大は65mmでした。

♀の平均体長は34mmで、最大は35mmでした。

 

マットとカンタケ菌糸ビンの間のような成長になりました。

♂はカンタケ菌糸ビンに比べて、1本目の体重のアベレージは高かったのですが、

(カワラ:11.5g、カンタケ10.3g)

羽化サイズのアベレージは負けてしまいました

(カワラ:62.4mm、カンタケ:64.0mm)

 

カワラ菌糸ビンでは、3ヶ月の交換タイミングは非常に間が悪かったような結果でした。

 

・カンタケ菌糸ビン

・4/11か4/25に初齢か2齢の幼虫をカンタケ菌糸ビンの800ccに投入

・7/22交換時は♂は同じ菌糸ビン800ccへ、♀は発酵マットを詰めた800ccボトルに投入

 

7/22 11g⇒62mm 7/22 11.5g⇒63mm
7/22 12.5g⇒65mm 7/22 8.5g⇒64mm
7/22 11.5g⇒66mm

 

7/22 8.5g⇒37mm 7/22 7.5g⇒34mm
7/22 7g⇒34mm 7/22 7g⇒36mm
7/22 6g⇒32mm 7/22 7.5g⇒36mm

 

♂の平均体長は64mmで、最大は66mmでした。

♀の平均体長は34.8mmで、最大は37mmでした。

 

今回、交換無しで羽化しなかった唯一の飼育方法です!

全ての個体がきちんと交換出来たためか、若干ですがアベレージが♂♀共に高かったです!

(約1~2mmですが!(笑))

他のクワガタでもカンタケを使用すると成長がゆっくりになる気がしています。

 

2021年羽化の最大個体です!

 

・まとめ

今回、3種類の飼育方法で飼育しましたが、サイズにあまり違いは出ませんでした

若干、カンタケ菌糸ビンで飼育した方が♂♀共にアベレージが良いかなぁといった感じでした。

 

今回、カワラタケ菌糸ビンとカンタケ菌糸ビンをミラビリスに使用するのは初めてでしたので、とりあえず3ヶ月で交換しました。

しかしながら、どちらの菌糸ビンも3ヶ月で交換するのは早かったかなぁと思っています。

特にカワラタケは幼虫の体重がカンタケより乗ったのに羽化サイズは小さくなってしまいました。

もう少し引っ張って交換して、マット飼育に切り替えた方が良いのかなぁと思っています。

 

2022年はカワラ菌糸ビンとカンタケ菌糸ビンの飼育に絞りたいと思います!

それで、1本目を4~5ヶ月と引っ張って、2本目はマット飼育に切り替えるようにしたいと思います。

 

BEKUWAの飼育レコードは「75.9mm」とうみがめ2021年最大飼育個体と10mm近く差があります!

まずは70mmを目標に2022年もミラビリスの飼育を続けていこうと思います!

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