2020年のラテロタルススノコギリの飼育(産卵セット割り出し~幼虫飼育~羽化!)

こんばんは、うみがめ(@aoumigameyama)です!

 

今回は、ラテロタルススノコギリの産卵セット割り出しと幼虫飼育についてです!

 

前回の記事では、羽化した成虫をペアリングして、産卵セットを組みました。

その後、ケース側面に幼虫が見えて産卵は成功していることまで確認しました。

 

今回の記事はその続きで、産卵セットの割り出しからです!

(羽化から産卵セットを組むまでの詳細は下記の記事で紹介しているので、併せて読んで頂けると幸いです!)

2020年のラテロタルススノコギリの飼育(羽化~ペアリング~産卵セット!)

 

・1回目の産卵セット割り出し結果!

7/2~8/2の間に♂♀を産卵セットに入れて産卵させた結果、27頭幼虫が採れました

(幼虫が採れた事に浮かれて、割り出した幼虫の画像を取り忘れてしまいました・・・)

 

親♀は、23mmと決してクワガタの♀としては大きくありませんが、良く産卵してくれました!

♂♀を一緒に産卵セットに入れていましたが、ケンカすることなく同居してくれました。

 

♀は産卵セットから取り出したときはまだまだ元気であったので、2回目の産卵セットに入れました。

 

・2回目の産卵セットの割り出し結果!

2回目のセットは、試しに

容器:コバシャ 中

マット:フェロールマット(KBファーム)

材:バクテリア材3本

管理温度:約25℃

 

で産卵セットを組みました。

(産卵セットを組んだ時に画像を取らなかったので、♂♀を取り出した時に撮影しました。右の材は結構齧られていますね!)

 

8/2~9/22まで産卵させた結果、幼虫19頭+卵1個が採れました!

 

・2回産卵セットを組んだ感想!

産卵数はコバシャ小でもコバシャ中でも同じ位なので、ラテロタルススの産卵にはコバシャ小でスペースは十分なようです!

 

割り出し時に1回目は1齢~2齢後期の幼虫が、2回目は卵~3齢幼虫まで出てきました。

一気に産卵するというより、ゆっくり卵を産み続ける種類であるように思いました!

 

あと、卵は材の中から出てきました

 

ノコギリクワガタの仲間でマット産みするのであれば、ケースの底面や側面に卵が見えます。

しかしながら、ラテロタルススは卵がケースの底面や側面から見えてくることはありませんでした。

 

2回の産卵セット結果でうみがめは、ラテロタルススは材産みの傾向が強い種類だと感じました!

産卵セットはマットにこだわるより、材にこだわった方が良い結果を得られると思います!

 

・幼虫飼育!

得られた幼虫は、

・親虫を育てたUマット(RTN)

・生オガ発酵マットのモンスターマット(D.D.A)

・菌糸が有効かどうか試すために

 Pit(ドルビーインセクト)Wish-A(グローバル大阪)

 

に投入しました!

 

1回目のセットで得られた幼虫は、何と11/3の時点で羽化が始まっています!

 

幼虫期間は3か月ほどとなってしまいました・・・

幼虫飼育を25℃で行っていたのですが、温度が高すぎたようです・・・

 

ただ、11/3の時点で3頭の♂を取り出し、サイズは42mm、40mm、38mmと悪くはない結果でした!

 

温度が高くて早期羽化した可能性があるので、試しに2回目のセット得られた幼虫を菌糸瓶に投入して、ワインセラーで18℃の低温管理をしています。

 

また、全ての幼虫が羽化した時には、記事にします!

良かったらその時も読んで下さると幸いです!

 

それでは、良いブリードライフを!!

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