こんばんは、うみがめです!
今回は徳之島産スジブトヒラタとトクノシマコクワの産卵セットの割り出しです!
どちらの種類も6月下旬に産卵セットをして、7月21日にそれぞれ種親を取り出して産卵セットを保管していました。
・スジブトヒラタの産卵セット割り出し
産卵セットを確認すると幼虫が1頭見えていたので、坊主は無いので若干気が楽でした(笑)
しかし、その幼虫だけだと累代飼育が途絶えてしまうので、二桁位は産卵していて欲しいです!
早速、産卵セットをひっくり返すと幼虫を直ぐにマット内から見つける事が出来ました!
その後もマットを細かく割って行くと幼虫が出てきます。
最終的にはマットから8頭幼虫が出てきました!
目標の二桁には届きませんでしたが、累代は途絶えない位の幼虫は得られました。
スジブトヒラタの産卵セットには、バクテリア材を入れていましたが、こちらには全く産卵していませんでした。
・トクノシマコクワの産卵セット割り出し
トクノシマコクワの産卵セットの産卵木は齧られていて、産卵の難易度も高くない種だとうみがめは思っていますので、こちらもオオクワ程そんなに心配していませんでした。
産卵木をマットから取り出すと直ぐに幼虫が居ました。
マットには、1頭だけでした。
続いて産卵木を割って行くと直ぐに食痕が走っており、幼虫が居ました。
その後も引き続き幼虫が出て来て、結局トクノシマコクワは10頭幼虫を割り出す事が出来ました。
こちらは目標通りで、他の種も飼育しているうみがめには十分な頭数です。
・産卵セットまとめ
それでは、うみがめが今回セットした産卵セットの内容についてまとめて行きたいと思います。
・スジブトヒラタの産卵セット
グローバル大阪さんの「DVマット」で、約1カ月♀を入れて、8頭幼虫を割り出す事が出来ました。
只、産卵セットを見てると底面の卵で孵化しなかったものがあったので、産卵自体はもう少ししていました。
卵が孵化しなかったのは、♀のコンディションが良くなかったか、産卵容器の大きさがコバシャの小を使用していた為、小さかったせいかも知れません。
もっと幼虫を得たい方はコバシャの中で産卵セットを組むと良いかもです!
ヒラタクワガタなので柔らかめの材であれば、産卵すると思いバクテリア材を入れていましたが、材には産卵していませんでした。
しかしながら、幼虫は材の付近で割り出しが多かったので、次回の産卵セットでもうみがめは材を入れます!
・トクノシマコクワの産卵セット
柔らかめであれば、シイタケほだ木の産卵木で十分だとうみがめは思っています。
只、通販でシイタケほだ木の産卵木を購入すると柔らかさは選べませんので、うみがめは柔らかめの材を入手するには、バクテリア材を購入するのが手っ取り早いかなと感じています。
マットには産卵しないので、うみがめは安価なグローバル大阪さんの「朽木粉砕マット」を使用しました。
(10Lで600円です。)
コバシャ小に産卵木を1本しか入れていませんが、10頭幼虫が得られたので、うみがめは十分です。
・今後の飼育
スジブトヒラタもトクノシマコクワもグローバル大阪さんの「WISH-A」とフォーテックさんの「G-pot」へ半数ずつ投入して育てたいと思います。
容器のサイズは、「WISH-A」を800㏄で、「G-pot」を850㏄と容量の近いものにして、あまり差が出ないようにしました。
差が出るのか出ないのか楽しみです!
次は3カ月後位に菌糸瓶を交換予定なので、交換する時は又記事にします!