こんばんは、うみがめ(@aoumigameyama)です!
今回は、日本が世界に誇るノコギリクワガタの
「中之島産トカラノコギリ」の幼虫の餌交換です!
2020年のブリードの種親用に購入したペアが、10月頃に活動を開始していました。
そこで、急遽産卵セットを組んで、産卵させた幼虫達です。
(2020年の種親は、また別に購入してしまいました(笑))
菌糸瓶に投入したのは、2019年11月中旬です。
去年から色々菌糸瓶を試したいと思い、中之島産トカラノコは3種類の銘柄で飼育してみました。
(数は、5頭ずつと少数ですが・・・)
本当は5月に交換予定でしたが、幼虫が暴れ始めてしまったので、4月27日に前倒しで交換です!
(見事に暴れ始めていますね(笑))
交換するマットは、「恵栽園」さんのクワガタ発酵マットです。
オオクワ用のカワラ材を購入する際に一緒に購入しました(笑)
マットだけを別のショップさんで購入して、送料を無駄にしたくありませんしね(笑)
「恵栽園」さんのクワガタ発酵マットは、初めて使用します。
マットに取り扱い説明が付いていました。
そこに、水分が多いと劣化が早まるとありましたので、水は足さずにそのまま使用しました。
また、交換する前日にブロー容器に詰めて、ガス抜きをしておきました。
それでは、菌糸瓶の銘柄別に交換結果を紹介したいと思います!
・PIT 800㏄ 粗目(ドルビーインセクト)
♂
13.5g | 14.0g | 17.0g |
♀
6.5g | 7.0g |
オオクワ用に購入したのを余ったので流用しました(笑)
PITは、オオクワ等ドルクス用と思っていましたが、トカラノコでも結果は良いです!
最大体重の17gが出ています!
ただ、暴れ始めるのも一番早かったです。
交換時のオガコの感じも、3銘柄の中で一番スカスカになっていました。
3~4カ月程で交換するのを前提に、菌糸瓶が設計されているように感じました。
成長は良いので、5カ月程でマット飼育に切り替えた方が良いかなぁと思いました。
・WISH-A(グローバル大阪)
♂
16.0g | 13.5g |
♀
7.5g | 7.0g | 7.0g |
2番目に大きい16gの幼虫が出ました!
菌糸の持ちも良く、6カ月程でも持ちこたえてくれました。
うみがめの飼育環境には、他の飼育状態を見ても
WISH-Aは合っているように感じます。
安全に飼育するなら、WISH-Aかなぁと思っています。
・G-pot(フォーテック)
♂
14.5g |
♀
6.5g | 6.5g | 7.0g | 6.5g |
G-Potは去年から使用しています。
菌糸に対する経験値が低いので、その差が出たのかもしれません。
♂が1頭しかいないので、何とも言えないところではありますが(笑)
・まとめ
トカラノコは、菌糸から発酵マットの交換で幼虫の餌交換は最後です。
あとは、蛹化して羽化するのを待つだけです!
♂は、去年の幼虫体重からすると60後半~70㎜位で羽化してくれそうです!
大きさもそうですが、無事に羽化することを祈っています!
また、羽化しましたら記事にしますので、宜しくお願いします!
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ドルビーインセクトさんの「PIT」は、
オオクワ等ドルクス系に強いイメージでしたが、トカラノコギリでも成長が良かったです!
思っているより万能な菌糸瓶だと、今回の飼育で考えが改められました!
只、6カ月等の長期間の保管には向いていないように感じたので、3~4カ月の交換が良さそうです。