2022年ヤエヤママルバネクワガタの羽化結果!

こんばんは、うめがめ(@aoumigameyama)です!

 

今回は、うみがめが大好きな種類の一つヤエヤママルバネクワガタ(以下ヤエマル)の羽化結果です!

ヤエマルは羽化までに基本2年掛かりますので、本当に羽化の繭割りは楽しみにしています!

うみがめは大学生の時に石垣島で採集していたので、石垣島産を飼育しています!

(残念ながら、自己採集の血統は途絶えてしましました・・・)

 

2020年~2022年の飼育には前回使ったグローバルさんの「ビートルマット」ではなく、

クワガタショップMDさんのマットを試してみることにしました!

 

・温度管理を大失敗・・・

その前にうみがめは飼育に大失敗してしまいました・・・

産卵セットを2月で割り出したのですが、殆どの幼虫が3齢幼虫になってしまっていました・・・

 

というのも飼育温度が高くなってしまっていたからです・・・

 

ミラビリスノコギリを産卵させたくて、部屋の温度を上げていていました。

床の近くにヤエマルの産卵ケースを置いていて、床近くはそんなに温度が上がらないだろうと思っていましたがダメでした・・・

後日温度を測ってみると何と24℃近くありました・・・・

 

気を落としても仕方が無いので、幼虫達を1400ccのボトルに個別飼育しました。

 

その後、1800ccブロー容器で6月と10月にマットを入れ替えました。

 

しかしながら、12月に早々に繭入りしてしまう個体が殆どでした・・・

中には1年1化で羽化してしまった個体もいました・・・

 

5月位までは蛹になることはなく、幼虫のままでした・・・

8月位にようやく羽化してくれる個体が出始めました。

短期間に発生するクワガタですので、羽化する時期は決まっているようです。

 

かなり凹んでいましたが、今年はきっぱり諦めてきちんと繋げれば良いと思い直しました(笑)

 

そんな中の羽化結果ですが、どうぞ!(笑)

・羽化結果!

飼育経過ですが、

・2月上旬に割り出し後、1400㏄のボトルに投入

・6月6日にマット交換をして、1800ccブロー容器に投入

・10月23日にマット交換をして1800㏄ブロー容器に投入

です。

 

ただ、MDクワガタショップさんはマットを何種類も取り扱っています。

うみがめが勝手に(笑)良さそうだと思った3種類を選んで飼育しました!

そのなかで、「MDカブトマットプロ改」「MDカブトマットプロEX」「MDマットプロEXプレミアム」を選んでみました!

ただ、「MDマットプロEXプレミアム」は10月23日交換時に購入出来なかったので、「MDカブトマットプロEX」に交換しました。

それでは、マットの種類毎の結果です!

 

・MDカブトマットプロ改

6/6 26.5g⇒10/23 26g⇒60mm

 

6/6 21.5g⇒10/23 23.5g⇒53mm 6/6 25.5g⇒10/23 26g⇒53mm
6/6 21g⇒10/23 25g⇒51mm 6/6 22g⇒10/23 22.5g⇒50mm
6/6 24g⇒10/23 24.5g⇒51mm 6/6 24g⇒10/23 25g⇒52mm
6/6 22.5g⇒10/23 24g⇒50mm 6/6 23g⇒10/23 25g⇒51mm

 

♀に偏りが酷いですね(笑)

もっと♂で羽化してきて欲しかったです(笑)

♀は53mmが羽化して来たので、うみがめ的には満足です!

ただ、♂は60mmと少し寂しい結果になってしまいました・・・

・MDカブトマットプロEX

6/6 26g⇒10/23 28.5g⇒62mm 6/6 25.5g⇒10/23 28g⇒60mm
6/6 25.5g⇒10/23 27g⇒52mm 6/6 25g⇒10/23 27g⇒59mm

 

今度は♂に偏ってしまいました(笑)

マルバネは♂♀判別が出来ないのが痛いですね(笑)

最大体重は今までうみがめが飼育してきて最高の結果になりました!

しかしながら、羽化してみると全然大きくありませんでした・・・

(2018年は計測した最大体重26gで65mmが羽化しています!)

繭の作成時期は相当大切だと実感しました・・・

 

あと何故か最大体重は27gだったのに52mmで羽化した♂がいました(笑)

ヤエマルも酸欠などで繭を作る前に暴れさせ過ぎると羽化サイズが縮むようです。

 

・MDマットプロEXプレミアム⇒MDカブトマットプロEX

6/6 25.5g⇒10/23 25g⇒60mm 6/6 22g⇒10/23 24.5g⇒58mm
6/6 26.5g⇒10/23 26g⇒59mm

 

6/6 23.5g⇒10/23 26g⇒52mm 6/6 23g⇒10/23 24g⇒52mm

 

ようやく綺麗に♂♀が分かれてくれました(笑)

♀は52mmと中々のサイズに育ってくれました!

どのマットでもそうですが、♂は今一つサイズが伸びませんでした・・・

 

・まとめ!

今回は、本当に初・2齢時の温度管理をミスしてしまいました・・・

その影響が羽化まで出た形です・・・

最大で62mmでした。

 

(最大個体です!)

 

今回の失敗で羽化時期がある程度決まっているヤエマルは、ある程度四季の温度変化に合わせてあげる方が大きくなるように感じました。

早々に繭を作成しても、結局繭の中で幼虫で過ごす時間が長くなるだけでした・・・

 

またマットについて、MDプロマットEXプレミアムが途中で購入出来なくて、最後の交換はMDカブトマットプロEXに変更しました。

うみがめはクワガタショップMDさんのホームページを見ますが、MDプロマットプロEXプレミアムはちょこちょこ売り切れていました・・・

飼育している途中でマットを変更したらあまり比べられないので、今後は安定して入手出来るマットで飼育しようかなぁと思いました!

 

2022年の羽化結果はあまり良くありませんでした・・・

しかしながら、既に産卵セットを組んで幼虫も採れています!

(ペアリング中の種親の♂♀です!)

今回の失敗を無駄にしないように飼育して、大型のヤエマルを羽化させられるように飼育したいと思います!

 

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うみがめのヤエマルの飼育の基本です!

もし宜しかったら、記事を読んで頂けると幸いです!

ヤエヤママルバネクワガタの飼育解説!(産卵~幼虫飼育~羽化まで)

 

2020年のヤエマルの羽化結果です!

この時はきちんと65mmを羽化させています!(笑)

こちらの記事もお時間があれば、読んで頂けると嬉しいです!

2020年のヤエヤママルバネクワガタの羽化~2000㏄ブロー容器での飼育~

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